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総統閣下の憂鬱

世捨て人の戯れ言

真珠湾の宣戦布告の遅れは意図的だという米軍記録を発見

国際・外交 教養・歴史

西日本新聞の記事に書いてありました。外務省が意図的に事前通告を遅らせたということです。

いくつか気になる点を述べれば、まず外務省は戦争開始日時において大臣である東郷外相ですら正式に知らされておらず、蚊帳の外だったということです。軍令部の永野総長がお情けで開戦4日前の連絡会議の際に東郷外相に教えたぐらいの状況だったのです。

したがってワシントンの大使館員が仲間の送別会に行っており翻訳に手間取って最後通牒が遅れました。ですから「こんな大切な時期に緊張感がない!」と非難されるのは少し可哀想ですね。彼ら(を含めた外務省全体)は「戦争開始はあと1週間は先」だと思っていたのですから。(逆に日本側の情報管理が徹底したと褒めるべき点です)

ですからワザと遅らせたとかではなく単純にうっかり遅れちゃったんだと思いますよ。そんなに難しい話ではないです。

また宣戦布告については山本五十六など海軍は1時間前の事前の宣戦布告を主張していましたが、外務省としては宣戦布告をしなくてもこの場合は問題ないのでする必要なしとの態度を取っていました。真珠湾攻撃は自衛のための戦争なので国際法的に宣戦布告なしでも問題ないとのことです。

実際に第2次大戦で宣戦布告をしたのは真珠湾奇襲後にヒトラーがアメリカに対して宣戦布告をしたのが唯一で、その他の全ての戦争は宣戦布告なしで戦争状態に突入しております。

それと仮に事前通告を1時間前にしていても大して変わらなかったでしょう。大切なのはアメリカが国内報道で「ジャップによる酷い騙し討ちだ」と報道した点です。真偽のことはどうだっていいんです。

ちなみに南京大虐殺などと違い、東京裁判真珠湾奇襲は宣戦布告前の違法攻撃だとして国際法違反だとして裁かれおりません。あれほど汚いだまし討ちなら誰か裁かれてもいいはずですけどね。