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総統閣下の憂鬱

世捨て人の戯れ言

森友学園、教育勅語の暗唱がまるで悪の教育みたいな報道について

政治 社会・時事

森友学園の問題で学園全体が右翼みたいというか保守的という雰囲気で説明がなされています。まあ、なんか報道見る限り凄い極端な学校だなと思います。理事長はちょっと押しが強いというか、変わった人ですねぇ。

その中でこの学園では教育勅語を生徒が暗唱しているという説明がされています。教育勅語をよく知らない人からしたら「戦前のような洗脳教育でもしているのか?」というイメージを持たれるかもしれません。

 

教育勅語に関して言うと文系の日本史を高校時代に選択した人にとっては「内村鑑三不敬事件」で有名ですね。内村鑑三教育勅語に対して敬礼をしなかったので、学校をクビにさせられた事件で知っている人も多いと思います。(詳しくはwikiに)

それで多くの人が教育勅語軍国主義天皇崇拝」という否定的なイメージを持たれているかと思います。

私は結構中国の古典を図書館で借りて読んでいたりするのですが、その際に近くの棚に「もう一度教育勅語を読み解く」といった感じの本が並べられているのを見かけます。

本の内容は「教育勅語軍国主義のイメージが定着されているが実際に中身を読み返すと意外にしっかりしたことが書いてある」みたいな教育勅語の再評価をされて内容のものが多いと思います。

そんなわけで一度教育勅語の中身を見てみたいと思います。

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 (クリックすると拡大)

こちらのサイトから引用させてもったのですが、現代語だと分量はこの画像だと大体20行ぐらいです。読めばわかりますが、良い点と悪い点があります。

まず悪い点です。たった1行ほどですが「永遠に続く皇室の運命を助けるようにしなさい」と書いてあります。日本人全体が1つの大家族であり陛下を父親の様に敬うとしていた時代の臣民としての心得ですね。

逆に良い点は「父母に孝行し、兄弟仲良くし、夫婦は中睦まじく、友達とはお互いに信じ合い、行動は慎み深く、他人に博愛の手を~(中略)~進んで公共の利益や世間の務めに尽力し、いつも憲法を重んじ、法律に従いなさい。」

とおよそ6行近くにわたり述べられています。特に明治23年(1890年)というかなり古い時代に憲法と法律を守れと法治国家としての教えを教示してるのは驚くべきことです。(明治憲法はこの前年の1889年に公布されました)個人的はこの点に驚きましたね。

まあ、この文章をみてどう評価するかは個人の自由ですが、世間の人々が読んだことがないのに勝手に認識している「悪の権化」の様な内容ではないです。まあ戦前の修身とかは実はアメリカのレーガン政権で国民の道徳心の向上の為に参考にしていたことがタイム誌などの取材で明らかになっていますからね。

昭和の時代なら夫や息子が戦争でなくしたという直接的な皇室や軍隊への恨みを持っている人が多くいたからこの内容では問題だったでしょうが、現在「永遠に続く皇室の運命を助ける」という部分に過敏に反応する人もまたどうなんだろうな?と思います。

日本が軍国主義化の心配するより自分の国を自分で守れてない現在の状況の心配をしたほうがいいと思います。ECCに通ってペラペラに通訳みたいに喋れちゃう心配やスポーツジムに通って筋肉質になって女性なのに見た目がゴツくなる心配するより、ちゃんと英会話教室やジムを投げ出さずに最後まで通う心配したほうがよっぽど現実的じゃない?っていうのと同じ感じです。