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総統閣下の憂鬱

世捨て人の戯れ言

3.11と誰が原発の責任を取ったのか?

社会・時事

今年も3.11の後にNHKで5つぐらいの震災の特集がありました。特集と言っても大体は原発関連です。15歳を迎えると避難地域の中学生が汚染された自宅を訪問できるのでそれに同行する番組とか、村を放棄するか再建するかで悩む村長、なぜフクイチの1号炉が一番深刻な被害になったのかを調査するような番組でした。

残されて住んでいる人達の状況は絶望的で、先が見えなくて諦めて引っ越す人達やなんとか故郷を守ろうとする人達の悲喜こもごもとする場面がテレビ画面から溢れるばかりで見ていて辛かったです。特に中学生の子供達は自分達ではどうにもできなことにあまりに数多く直面してしまったために基本的に「諦める」ということに慣れてしまった感じでした。悲壮感が漂い過ぎてましたね・・・

この番組を見ていて思ったんですが「結局原発の責任ってどうなってるんだろう?」ということです。基本的に地震とそれによる津波は天災なので仕方ありません。津波の映像を見ればわかるのですが、あの規模の大津波を予測するのはちょっと難しいなと思うわけです。

しかし、それを差し引いても原発メルトダウンさせてしまったあの破局的な状況まで持っていったは紛れもなく東京電力の責任だと思います。小さな被害を恐れるあまり、もっと大きな被害を引き起こしてしまった感じもありますし、細かな不手際が多いです。

誰が責任を取るのかという報道を見ていると被災者への補償は電気料金に転化されて実は国民が支払ってるとかそんな感じのことを書いているメディアもあったような気がします。

東京電力は、それはまあ、悪気はなかったと思うのですが、例えば交通事故で相手を死なせてしまった場合は故意でなくても刑務所に入ったりするわけじゃないですか。福島の人達の人生をあそこまで狂わせてしまったのであればやっぱり東電は責任をとる必要があると思うんですよ。例えば、退職金とか東電の人は全部福島の被災者に強制的に寄付をするとかそういったことはできないのかな?とか思いました。

東電の社員や家族にも生活があるといいますが、福島の人達にも生活があります。交通事故で刑務所に入る話でないですが、悪気がなくてもやっぱり責任は取らないといけないと思います。少なくともそのぐらいの責任を東電は負ってると思いますし、それが嫌なら福島の中学生の人生を滅茶苦茶にしても自分の人生は滅茶苦茶になったら困るんですか?という気持ちで一杯にになりました。そんなことを感じさせる震災特集でした。

なお、余談ですが福島の人たちも原発を誘致した責任があることも事実です。例えば同じく原発のある若狭湾では地元の土建業者は相当儲けていますし、原発誘致により雇用が産まれているわけで美味しい思いをしていることも事実なわけです。